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2012年11月19日 (月)

同期のMさんのこと。

そろそろ喪中はがきが届く時期になりましたね。

多くは、私が会ったことのない人です。

例えば友人の祖父母だったり、友人のご主人の親御さんだったり。

今年、初めて友人自身が亡くなったという喪中はがきを手にしました。

クイリングを習いに名古屋へ通っていた時の同期でした。

私の修了と同時に先生が産休に入られたので、

それからは、お会いする機会もなく、

年に1,2回電話で近況を報告し合ったり、

年賀状をやりとりしたりする程度でした。

彼女は名古屋在住で、出会った時は86歳。

某局の手作り講座の番組を見て、クイリングに興味を抱き、

出演講師の教室を調べたら「あら、うちから通えるじゃないの」と

通ってこられた好奇心と行動力が抜群にある女性です。

私は遠方からの講座生なので、特例で1日に午前午後の2コースを受講していたのですが、

「一緒に始めたのに、追いていかれるのはイヤよ。

私も時間が無いの。」

と、体力が許す限り、午前午後を受講することにした彼女。

巻きバラが苦手で「どうしてもこれ取得しないと次進めないの?」

と、先生を困らせながらも、次の時には

「一念発起して、練習したわ」と、弁当箱サイズの箱いっぱいに

巻きバラを作ってきた彼女。

新しい作品を作る時は、

スゴイ勢いで複数作って友達にプレゼントしていた彼女。

ある日、一緒にお昼ご飯を食べましょうとなって、

年齢から考えたら、和食がいいかなと思っていたら、

「あら、マック行きましょうよ♪」

と、セットを頼んで完食。

「私、婚期を逃して晩婚だったのよ」

という会話になって、

「あ、戦争が間にありましたもんね」

と返したら、

「違うわよ~。宝塚のおっかけをしてたら、逃しちゃったのよ」って!

戦争が終わってすぐに空けたというピアス…

真っ赤をお洒落に着こなすセンス…

「年だからって諦めるのは嫌なのよ」が口癖…

彼女に出会えて、

こんな風に年を重ねられるなら、

長生きするのも悪くないなって

私の人生観に大きな影響を与えてくれた彼女。

最後に話したのは昨年の夏でした。

今年の年賀状が最後のやり取りになってしまって、

今、本当に悲しい。

彼女の漬けた優しい味の梅干し、もう一度食べたかったな。

享年92歳。

いい人生を全うされたと思います。

見ず知らずの私に喪中はがきで知らせて下さった娘さんに感謝です。

彼女のようなスーパーおばあちゃんになって、

幾つになっても諦めない人生を歩んでいきたい、

そう改めて強く心に刻みました。

クイリングを通して、彼女に出会えたこと、本当に宝物です。

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